iPhone発表イベントは通信キャリアの宣伝合戦の場に - iPhone Mania

スペシャルイベントまでのカウントダウン

 

iPhone6が発表されるAppleスペシャルイベントまであと4日になっています。カウントダウンはAppleのサイトでも実施されており、ファンの期待感を煽っています。

 

このスペシャルイベントはファンにとってだけでなく、通信キャリアにとっても非常に重要なイベントになります。多くのiPhoneファンが注目するイベントで、iPhoneに対する価値観をAppleといかに共有できているかをアピールできる機会となるからです

KDDIの田中社長はティム・クック氏との2ショット写真も

iPhoneの取り扱いを始めて3年目となるiPhone5s/5c発表イベントのあと、KDDIの社長は個別にAppleのクックCEOを訪ね、2ショット写真を撮影して、それを自身のFacebook上で公開しています。

 

クック氏と田中氏のツーショット

 

こうした親密さのアピールもKDDIAppleと共同歩調を取りつつiPhoneを取り扱っていることの宣伝となりました。

ドコモはロゴの表示で特別な扱い

しかし、その田中社長が”激怒”したと言われているのが発表イベントでのドコモの扱いでした。ドコモは発表時のスライドにデカデカとロゴを表示させました。

 

docomo

 

Appleがドコモの参入を強く歓迎していることを全世界に発信することに成功したと言っていいでしょう。これはKDDIiPhone4sで参入した時にはなかった扱いであり、まさに特別扱いだったようです。また発表イベントには加藤社長も出席し、これからiPhoneを取り扱う意気込みを見せていました。

去年はソフトバンク孫社長は欠席

毎年iPhoneの発表イベントに出席していた孫社長でしたが、iPhone5s/5cの発表イベントは欠席しました。この欠席は、ソフトバンクiPhoneと距離を取るのではないか?など色々と憶測をよびました。

 

ただ、そも_5dd89214d5f6aそもApple孫社長の関係はスティーブ・ジョブズ氏の時代からの関係であり、改めて発表イベントで強調するものでもなかったのかもしれません。その前の2013年のWWDCには出席し、クックCEOとの親密さをアピールしていました。

 

2013年WWDC

今年は誰が出席するのか?

今年もスペシャルイベントに誰が出席するのか、またKeynoteで通信キャリアがどのように扱われるかに注目です。孫社長が出席するかしないかは、ソフトバンクiPhoneに対する姿勢を見る上でも重要かもしれません。

 

また各種新技術をiPhoneに取り入れるにあたり、通信キャリア側も技術的に貢献しているはずです。そのような貢献をアピールする場所としてスペシャルイベントをどう利用するかにも注目です。9月9日のイベントには色々な楽しみ方があります。
 
 
参照元: Facebook
執 筆: KAZ