なぜ「うんち」絵文字は、顔があったりなかったりするの？実は某団体がルールを決めていた - iPhone Mania

うんち　絵文字 unicode
 
どうしてアップルの「うんち」絵文字はにこやかな笑顔を見せているのに、グーグルやマイクロソフトの「うんち」には顔がついていないのか――世界中のユーザーにとって長年の疑問が、マイクロソフト関係者のリークによって氷解しました。

犯人はUnicodeだった！？


マイクロソフトのエンジニアJacob Rossi氏によると、「うんち」の絵文字はグーグルやマイクロソフト、アップルなどの各社が完全に自由裁量で決定しているかに見えて、実はどの企業もUnicodeに準拠しているのだそうです。
 
うんち　絵文字 unicode
 
Unicodeは、どんな絵文字が同機関のもとで公式になるかを決定しており、「うんち」もUnicode認定の絵文字として登録がなされています。しかし、同機関は細かい描写については何も触れておらず、絵文字で示される「うんち」とは排泄物の集積体である、とだけ定義しています。

マイクロソフトが_5dd89214d5f6a「ソフトクリーム」と「うんち」を真剣議論


うんち　絵文字　unicode
 
Rossi氏がツイートした画像からは、マイクロソフトが社内で真剣に検討を行った結果、「うんち」の絵文字に顔を付けてしまうと、Unicodeの定義から外れてしまうことや、顔がないと「ソフトクリーム」の絵文字と混同される可能性もあるが、チョコレート味のソフトクリームを表現する際はブラウン色を使用するなど、色の違いの明示によって混同を回避出来る、といった結論を下していたことが分かります。
 
うんち　絵文字 unicode

マイクロソフトの「ソフトクリーム」絵文字