A8プロセッサ、NFCチップ搭載のiPhone6ロジックボード画像が流出 - iPhone Mania
A8プロセッサとNFCチップがはっきりと写っているiPhone6のロジックボード画像が公開されました。
A8チップとNFCチップが搭載
アップル関連製品の情報に詳しいSonny Dickson氏が、iPhoneの高級バージョンを販売するモスクワのFeld & Volkから入手したとして、iPhone6のものだというロジックボードの画像を公開しました。
iPhone6のロジックボードの画像はこれまでにも何度か公開されてきましたが、肝心のA8プロセッサとNFCチップは写っていませんでした。今回の画像にはその両方がはっきりと写っています。
この写真が仮に本物だとすると、「NSD425」というNXPのNFCモジュールが搭載されることになります。左側に「NXP」の社名も読み取れます。
AppleInsiderによると、NXPはNSD425という番号の部品を提供していないようですが、アップルはパーツを特注するケースが多いこと、またFinancial TimesがNXPがアップルにNFCモジュールを供給すると報道していることから考えても、番号が違うだけでは、写真の真偽を問うのは難しそうです。
プロトタイプの可能性も
また写真には、「A8」チップ、AVAGOの「A8010」というRFモジュール、そして東芝のNANDチップも写っています。
9to5Macはこの東芝のチップについて、振られているパーツ番号から16GBであると推測しており、iPhone6の容量が16GBしかないとは考えにくいことから、このロジックボードは単なるプロトタイプではないかという疑問を呈しています。これまでには、iPhone6の最大ストレージ容量は128GBになるという報道もありました。
いずれにしても、9月9日の正式発表まで、こうしたリーク情報は続きそうです。
参照元: Sonny Dickson、9to5Mac、AppleInsider
執 筆: lunatic