スマホはAndroidでも、タブレットはiPadが人気 - iPhone Mania
市場調査会社InfoScoutによると、ブラックフライデーにiPadを購入した人の40%はAndroidユーザーだったようです。このことは、Androidユーザーが必ずしもAndroidのプラットフォームにこだわっておらず、少なくともタブレットに関してはiOSを使ってみようという姿勢であることを示しており、Appleにとっては朗報と言えます。
iPad、最も利用されているタブレット
Amazon、Google、Microsoftなどの各社が自社のタブレットを宣伝する中、iPadは84.3%もの高い比率で、最も利用されている端末の座を維持し続けています。
大手小売業ではほぼiPadが独占
InfoScoutはiOS及びAndroidユーザーのブラックフライデーの購買履歴90,000件以上を、同社のレシートスキャン技術を使った自社のアプリやこの技術を利用したサードパーティ製アプリを使って調査しました。その結果、最大手の小売業各社でiPadが最も売れた商品となり、WalmartではiPad mini 16GBが1位、TargetではiPad Air 16GBが同じく1位、Best BuyではiPad 2 16GBが2位でしたが、これは1位のMicrosoft Surface 32GBが199ドルと格安で販売されていたためと見られます。
Jobsの販売戦略が見事に機能
Fred Vogelstein氏による新著には、AppleはiPadをAndroidへの対抗手段として開発したと書かれています。2009年にSteve Jobsはスマートフォン市場でiOSがAndroidに抜かれるであろうことを予測し、その対抗策として、2010年に新しいカテゴリーに属する新たなデバイスであるiPadを投入することで、Appleはモバイル市場で優位に立ち、Appleのエコシステムが拡大できると考えたのです。ブラックフライデーの売上も見ても、Jobsの考えたこの戦略はiPadが顧客に購入され続ける限り機能し続けるようですね。
参照元:BGR
執 筆:リンゴバックス