Apple、iPad Proの生産台数を低めに設定か - iPhone Mania

iPad Pro 需要
 
9月の発表会でお披露目され、11月上旬には登場する予定のiPad Pro。これまでのiPadシリーズと比較するとかなり大きめのディスプレイを搭載しており、専用のスタイラスペン「Apple Pencil」も発表されていることから、すでに興味のあるユーザーは多いかと思いますが、台湾ニュースメディア『Digitimes』は同デバイスの生産台数について、Appleがかなり保守的に設定していると伝えています。

2015年末までに250万台を生産予定

『Digitimes』は、サプライチェーンから得た情報として、Appleは2015年末までにiPad Proを250万台生産予定である_5dd89214d5f6aと伝えています。また、2016年第1四半期の生産量については年末のホリデーシーズンの需要を見てから決めるそうで、仮にその需要が低いものであればさらに生産台数を落とす可能性もあるとしています。
 
iPad Proは本体価格が799ドル(約96,000円)から1,079ドル(約130,000円)、専用スタイラスペン「Apple Pencil」が99ドル(約12,000円)、専用キーボード「Smart Keyboard」が169ドル(約20,300円)と設定されており、すべて合計すると最低でも1,067ドル(約128,000円)とかなり高額です。こうしたことから、大量の需要は予想しづらい情勢となっています。
 
すでにFCC(米連邦通信委員会)の認可を通過したとの情報があることから、11月第1週にも発売するものと見られていますが、ユーザーがどのような購買行動を示すのかに注目が集まります。
 
 
Source:Digitimes
(クロス)