iOS9はWi-Fi接続が弱ければ自動で3G、4Gに繋ぐ機能を搭載! - iPhone Mania
iPhoneでの通信は3G、4Gに加えてWi-Fiを利用することで安定した高速通信を実現しています。しかし街中にあるWi-Fiスポットの電波を一度キャッチしてしまうと、電波が弱くて通信ができなくなってもWi-Fiにつながり続けてしまい、全く通信できない状態が長く続くことも多くなりました。iOS9の最新のベータ版ではその問題が解決されているようです。
接続が弱くなると自動で3G、4Gに接続
Appleの情報を取り扱うネットメディアapple insiderはiOS9のベータ版の変更点を報じています。同メディアによると、iOS9の最新のベータ版では「Wi-Fi Assist」という項目が追加されており、その説明に「Wi-Fi接続が弱くなった時、自動的にセルラー通信を利用する」と記されていることを伝えています。
ベータ版であるため、秋にリリースされるiOS9の正式版にこの機能が搭載されるかは流動的ではありますが、仮に搭載されれば弱い電波のWi-Fiに延々と接続し続けるような挙動はなくなるはずです。これで街中で通信できないWi-Fiに接続しないために、家を出る時にWi-Fiをオフにする不便から解放されそうです。
日本もWi-Fiスポット増加で混乱気味
このiOS9の新機能は日本でも活躍しそうです。Wi-Fiスポットが少ないと言われていた日本でも、すでに多くのスポットが設置されて街中にWi-Fiの電波が溢れかえっています。コンビニやコーヒーチェーンの前を通るたびにiPhoneはWi-Fiに繋がり、通信できなくても少し離れるまで接続を継続します。さらに突然路線バスのWi-Fiを拾ってしまうこともあり、バスが遠くに行くまで通信できないWi-Fiと繋がり続けて不便なことが多くあります。
またWi-Fiスポットだけでなく個人のWi-Fiルータも多数出回っており、Wi-Fiで使う電波の干渉で接続が不安定になる問題も発生しています。iOS9の新機能が電波の強度だけでなく干渉度合い(品質)まで監視して接続を切り替える機能であれば、非常に使い勝手のいいものになる気がします。
Source:apple insider
(KAZ)