ティム・クック見てるかい―なんとアップルの元CEOジョン・スカリーがスマホを発売 - iPhone Mania

Obi スカリー スマホ
 
アップルの前CEOはご存知スティーブ・ジョブズ氏ですが、その前のCEOたちについては余り知られていません。創業者であるスティーブ・ジョブズ氏が一貫してアップルを先導してきたと勘違いされがちですが、アップルにはジョブズ氏が追い出された後、ジョン・スカリー氏やマイケル・スピンドラー氏、ギル・アメリオ氏などがCEOとして同社を率いていた、俗に言う「アップル暗黒期」があります。
 
このうちの1人、ジョン・スカリー氏と、アップルの元デザイナー・ディレクターであったロバート・ブラナー氏が、共同で新たなスマートフォンを販売することが明らかとなりました。

5.0インチのディスプレイを配備


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ジョン・スカリー氏とロバート・ブラナー氏のObi Worldphoneが、今回新たに発表したのは、旗艦モデルである「Obi SF1」と、安価なモデルの「Obi SJ1.5」です。
 
「Obi SF1」のスペックは、ディスプレイが5.0インチ、CPUがSnapdragon615のオクタコア、メインカメラが1,300万画素、フロントカメラが500万画素、メモリは2GB/3GB、内蔵ストレージは16GB/32GB、デュアルSIM対応という、ミッドレンジ・モデルとなっています。
 
Obi スカリー スマホ
 
「Obi SJ1.5」は、3G回線のみのローエンド・モデルで、ディスプレイが5.0インチ、CPUがMediatekのMT6580でクアッドコア、メインカメラが800万画素、フロントカメラが500万画素、メモリは1GB、内蔵ストレージは16GBで、こちらもデュアルSIM対応です。

新興国の若者がターゲットに


価格は、「Obi SF1」が199ドル/249ドル(約24,_5dd89214d5f6a000円/30,000円)、「Obi SJ1.5」が129ドル(約15,600円)と、どちらもかなり安価で、中東やアフリカ、インドといった新興国向けの市場を狙う戦略が見て取れます。
 
Obi スカリー スマホ
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また、スカリー氏が「デザイン先行でいきたい」と話している通り、比較的大型のディスプレイに、薄型のボディを兼ね備え、特徴的なデザインと独特の配色をあしらった両スマートフォンは、価格の安さもあいまって、若年層をターゲットとしたモデルであることが伺えます。
 
新興国を中心に10月から発売が開始されるとのことですが、ひとまず古巣のアップルにどれだけ太刀打ち出来るのか、要注目と言えますね。
 
 
Source:MyDrivers,Engadget
(kihachi)