アプリがスマホ利用時間の72%を占める~ニールセン調査 - iPhone Mania

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スマートフォンの利用時間全体のうち、アプリからの利用が全体の72%を占めていることが、視聴行動分析サービスを提供するニールセンの調査で明らかになりました。

アプリからの利用はブラウザからの利用時間の2.5倍

同社はスマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)の7月データをもとにアプリの利用状況を分析し、結果を発表しました。Nielsen Mobile NetViewは、日本全国の18歳以上の男女4,000名(iOSAndroid各2,000名)の調査協力モニターから取得したアクセスログ情報を元に作成されたものです。
 
なおスマホの基本機能となる初めからインストールされている電話や電話帳、デフォルトのカメラなどのアプリは今回の分析対象に含まれていません。
 
分析結果によると、スマホの利用時間全体(平均利用時間:1時間48分)のうち、アプリからの利用時間はWebブラウザからの利用時間の約2.5倍で、全体の72%を占めていることがわかりました。

月に10回以上使うアプリは9個

ユーザー1人当たりが月に1回以上利用するアプリの数は27個で、月に10回以上利用するアプリの数は9個でした。
 
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次に月間利用回数別(1回以上と10回以上)でアプリのカテゴリを見ると、月に1回以上の利用でもっとも割合が高いのは、ゲームや動画などの「エンターテイメント」で全体の27%、個数にすると7.1個でした。
 
一方、月に10回以上の利用では、エンターテイメントアプリは1.6個となり、コミュニケーション(1.5個)、サーチ、ポータルとSNS(1.4個)とほとんど差がなくなっています。
 
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若年層ほどアプリ利用時間が長い

アプリの利用状況を年代別にみると、利用されるアプリ数は年代によって大きな差はないものの、利用時間は若年層ほど長いということがわかりました。利用時間の長いアプリのカテゴリをみると、34歳以下でも35歳以上でも上位3位は「サーチ、ポータルとSNS」「エンターテイメント」「コミュニケーション」で、この3カテゴリで利用時間全体の70%以上を占めていました。
 
34歳以下では「サーチ、ポータルとSNS」の時間が33.8分(全体の35%)ともっとも長く、35歳以上の13.3分よりも20分以上も長くなっていました。一方35歳以上でもっとも利用時間が長かったのはエンターテイメントで、17.5分(28%)でした。
 
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参照元 : ニールセン
執 筆 : lunatic