ソフトバンク最高益、初のドコモ超えを達成!14年3月期 - iPhone Mania

iPhone ソフトバンク 最高益
 
ソフトバンクは、2014年3月期の国際会計基準による連結純利益は5,200億円という、過去最高益になる日本経済新聞が報じています。
 
2期ぶりの過去最高益更新となった同社は、国内携帯キャリアで契約者数トップであるNTTドコモの純利益4,647億円を初めて超えました。儲けを示す営業利益については、1兆1,000億円弱(前期は7,450億円)と予想であった1兆円を上回り、こちらも過去最高を更新しています。
 
前期決算発表済の企業と比較すると、携帯通信ではNTTドコモの8,291億円、KDDIは6,632億円。製造業などと比べてみると、ホンダは7,502億円、日本たばこ産業の6,482億円という国内大手各社を上回る水準となっています。

iPhone拡販を背景に、ガンホーウィルコムを子会_5dd89214d5f6a社化の成功

会社立ち上げ以来の最高益となったソフトバンクだが、主力の国内携帯通信事業は米APPLEスマートフォンiPhone」やiPadなどのタブレットを拡販。データ通信が大幅に利用増によって、通信料収入が伸びた以外にも前期からの積極的な買収戦略が功を奏しています。
 
前期はガンホー・オンライン・エンターテイメントウィルコムの子会社化に成功。買収前から保有していた両社の株式評価益が2,539億円となったことが営業利益を押し上げた最大の要因となっています。
 
今期15年3月期は前期の株式評価益が得られなくなる影響を補いながら、再度営業利益1兆円以上を目指すことになります。国内携帯通信の拡販を主に、傘下である米携帯通信大手スプリント社の大規模なコスト削減を進めることで、今期の採算を改善させる見通しとなっています。
 
iPhone ソフトバンク 最高益
出典:日本経済新聞

 
 
参照元:日本経済新聞
執 筆:iCHI