アップル、9月のiPhone6発表イベントの会場設営の経費は1億円以上 - iPhone Mania

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アップルスペシャルイベントの開催が数時間後に迫っていますが、iPhone6Apple Watchが発表された9月のメディア向けイベントで、会場設営などに掛かった経費は100万ドル(約1億円)以上だったとウォールストリート・ジャーナルが伝えています。

会場建物の設営と撤去、警備に費用がかさむ

9月のメディア向けイベントは、クパチーノのアップル本社の近く、デ・アンザ大学のフリントセンターで、多くの招待者を迎えて開催されました。アップルはイベントのために一時的に建物も建設しており、厳重な警備にも費用がかさんだ模様です。
 
ウォールストリート・ジャーナルによりますと、24時間体制で35人以上の警備に掛かった費用、キャンパスビルディングの賃借料、会場の撤去費用も含め、アップルが大学側に支払った経費は50万ドル(約5,300万円)と記録されているようです。

大学側とは6月に守秘義務契約を締結

アップルとの契約は、開催のほぼ1カ月前の8月14日付けで締結されていますが、6月の時点で守秘義務契約が締結されていたようです。

アップルのマーケティング戦略は「いかに驚かすか」

守秘義務契約を結ぶことによって、イベント開催直前まで詳細の日程も、開催内容も秘密にし、イベントでいかに「驚きと喜び」を提供できるかが、アップルのマーケティング戦略の重要な要素となっています。
 
契約によりますと、アップルは大学のメディア・ラーニングセンターの使用料として55,000ドル(約583万円)、同じくキャンパスセンターに92,000ドル(約976万円)、2台分の駐車スペースに約1万ドル(約106万円)を支払うことに同意しているようです。また会場の設営のために撤去した、手すりやガーデンの復帰費用も支払うことを約束しており、その金額はおよそ40万ドル(約4,250万円)から45万ドル(約4,780万円)といわれています。

今回のイベントでも「驚き」を期待

数時間後に開催されるスペシャルイベントはアップル本社のタウンホ_5dd89214d5f6aールで開催されます。新型iPadシリーズや新型iMacが発表されると予想されていますが、もっと驚く発表があるかもしれません。なお、今回のイベントでは先月のような大きな出費は必要ないようです。
 
 
参照元 : MacRumors
執 筆 : リンゴバックス