グーグル、アルファベットに社名変更へ - iPhone Mania
グーグルは10日、社名をグーグルからアルファベットへ変更するつもりであることを明らかにしました。大幅な組織再編の一環とみられています。
サービスの名称に大きな変更はなく
新たに誕生するアルファベットは、創業者のセルゲイ・フリン氏やラリー・ペイジ氏などの持ち株会社となり、現在のグーグルは同社の子会社扱いとなります。
また、これまではグーグルが統括していたコンタクトレンズやドローン事業などが、今後はグーグルとは別会社として、アルファベットに統括されるとのことです。
また、これまでグーグルの名で親しまれてきた、グーグル・ナウやグーグル・カレンダー、Gmailといったサービスも名称が変更されることはなく、株式のティッカーもグーグルを表すGOOGが維持されるそうです。
創業者たちは主力ビジネス以外に尽力へ
アルファベットの子会社となったグーグルには、これまでブラウザChromeやAndroidの責任者を歴任してきたSundar Pichai氏がCEOとして就任します。
わざわざグーグルをアルファベット傘下の子会社扱いにして、Sundar Pichai氏に同社を経営させることの背景には、同氏にグーグルで手腕を発揮してもらいつつ、創業者メンバーは経営権を放棄することなしに、ベンチャービジネスに尽力したいという考えがあるようです。
こういった流れを受けて、グーグルの株価は6%程度の上昇を見せています。経営を行いやすくするための処置といった側面が強く、一般ユーザーにとっては、何かが大きく変わるというわけではありませんが、いきなりの社名変更が市場に大きなインパクトをもたらしたことは間違いないようです。
Source:Cult of Android
(kihachi)