【解説】iPhoneのTouch IDで指紋認証できないときの対処法 - iPhone Mania

iPhone 5sの「Touch ID」が指紋を認識しない?7つの原因と対処法
iPhone 5s最大の特徴のひとつ「Touch ID」による指紋認証は、ロック解除に4桁のパスコードロックを解除することができるだけでも快適ですが、App Storeでアプリをダウンロードする時に複雑なパスワードを入力しなくて済む時に特に効果的です。しかし、うまく指紋が認識されない、読み取られなくてイライラすることも。
 
そんなストレスを解消すべく、iPhone 5sが指紋読み取りに失敗する原因と、簡単にできる対処方法をまとめました。

原因1:指が汗や水で濡れている、ハンドクリーム等を塗っている

手に水分や油分が付いていると、指紋を認識しないことが多くなります。手をしっかり拭くのが良いですが、画面_5dd89214d5f6aを右にスワイプしてパスコードで解除した方が早い場合もあります。筆者の経験上、お風呂上りには指紋が認識されないことが多いです。お風呂上がりや運動後、料理などで指がふやけている場合は、パスコードロックで解除した方が手っ取り早いでしょう。

原因2:指先の乾燥

冬は手肌が乾燥しますが、アップルによると「乾燥肌」も指紋の認識率が低下する原因だそうです。乾燥によって、目に見えないシワが発生することが影響すると見られます。指先が乾燥している時は「ハァーッ」と息を吹きかけて、湿気を補ってあげると認識されやすくなるようです。

原因3:切り傷などの影響

さほど深い傷ではなくても、Touch IDセンサーが違う指紋と認識してしまう場合があります。他の指の指紋を登録し直しましょう。

原因4:センサーに付着した皮脂で汚れている

Touch IDのセンサー部分は、使っているうちに皮脂が付着して汚れてきます。軽い汚れなら、柔らかい布でふき取るときれいになり認識率が向上します。メガネ拭き用のクロスは、きれいに拭き取れるのでオススメです。
 
さらに、アルコール入りの除菌ウエットティッシュでセンサー部分を拭くと、蓄積した皮脂が取り除かれて格段に読み取り成功率がアップします。スプレータイプのアルコールをティッシュ等に吹き付けたもので拭くのも効果的です。
 
ただし、アルコールは、素材によって塗装やコーティングに影響を与える場合があるので注意が必要です。iPhone 5sの本体は金属とガラスなのであまり心配なさそうですが、樹脂製のケースやフィルムは特に、変色したりコーティングが落ちてしまう場合があるので避けた方が良いでしょう。ついでにクリーニングするのは、カメラのレンズ部分程度にするのが良さそうです。

原因5:登録した時と使う時の指の位置・角度の違い

iPhone 5sを購入直後に指紋を登録した時、お行儀良く正面から指の腹を当てて指紋を登録しませんでしたか?実際に使いはじめると登録した時とは違って、指をナナメに当てたり指先で認証できたほうが便利だったりします。
筆者も、購入直後に指の腹を正面から当てて登録しましたが、しばらく使ってみて、やや指先に近い部分で指紋認証できると使いやすいことに気づいて登録し直しました。
 
特に男性が親指で登録すると、指の太さもあり、登録したのと違う部分を認識させようとして認識に失敗することが多いです。Touch IDに指紋を登録する時は、少しずつ指を当てる角度を変えてバリエーションをつけると良いでしょう。同じ指を複数回登録しても大丈夫なので、指先部分やヨコの部分も登録しておくと便利です。
 

登録した指紋の名前変更、削除

登録した指紋の名前変更、削除方法