iPod、アップルから公式に「格下げ」を食らう―今後はiPhoneケースと同格扱いに - iPhone Mania
アップルは8月25日、アップルストアで展示テーブルからiPodをアクセサリー棚に移すつもりであることが明らかとなりました。新しくiPod Touchが発売されたのにもかかわらず、この「格下げ」が行われたことからは、アップルがiPodを段階的にフェードアウトさせようとしていることが窺えます。
アクセサリーと「同格」に
iPod不遇の時代は昨年より一貫して続いており、iPod Classicが発売終了となったことを皮切りに、アップルの公式サイトからは製品別のタブが消えたことによってiPodはサイトで見つけにくくなってしまう、Apple Musicでダウンロードした曲は新型iPod NanoやShuffleに移行出来ないなど、売る気があるのか分からない扱いとなっています。
ベンチマークテストでは、第6世代iPod Touchのパフォーマンスが、GPUではiPhone6 Plusを上回るスコアを出していただけに、ここまで追いやってしまう理由については、よく分かってません。
しかし今回、アップルストアの展示テーブルから、iPhoneケースなどが並ぶアクセサリー棚にiPodが移動することによって、購入希望のユーザーは、わざわざ店員を呼ばなくとも、周辺アクセサリーと同様にレジへ直接持っていき、購入することが可能となったのは、朗報とも言えます。
ジョナサン・アイヴ氏の意向か
また、MacやiPad、iPhoneそれぞれに設置されていた説明用のiPad 2(通称:Smart Signs)も撤去されることになるそうです。これに関しては、iPad 2自体を製品と間違えるユーザーが多数居たからとのことです。
こういった一連の「革新」は、7月1日よりチーフ・デザイン・オフィサー(CDO)に就任した、ジョナサン・アイヴ氏の意向によるものだと見られています。
Source:9to5mac,ZDNet
(kihachi)