iPhone 5cは不人気?アップル生産量を半数に削減か - iPhone Mania

アップル、iPhone 5cの生産量を半数に削減か?
新しいiPhone発売前に多数のリーク写真を掲載した中国のC科技によりますと、アップルはiPhone 5cの生産量を1日当たり300,000台から半数の150,000台に削減したようだと伝えていますが、この生産量の削減は在庫が豊富にあるiPhone 5cのいわゆるグレーマーケットでの販売価格の下落に関連があるのかもしれません。

グレーマーケットでは30%も安価なiPhone 5c

中国でのiPhone 5cのアップルの販売価格は4,448元(約72,000円)ですが、アメリカ、ヨーロッパ、香港で仕入れたiPhone 5cを中国に非合法的に持ち込んで販売している、いわゆるグレーマーケットでは3,000~3,300元(約48,000~53,000円)が_5dd89214d5f6a相場となっていて、最低価格は2,600元(約42,000円)で販売されている例もありました。これらの販売価格は複数のネットショップやTaobaoなどでチェックしたのですが、グレーマーケットでの販売価格はマーケットのニーズに非常に敏感で、アップルの正規販売価格の30%も安く販売されていることになります。

問題はiPhone 5sの供給不足

iPhone 5sは中国のグレーマーケットでも品薄なため入手することが難しく、非常に高い価格で取引されていますが、iPhone 5cは在庫も豊富にあり、商品供給に問題はありません。iPhone 5cの在庫が潤沢にあるのは、実はアップルが当初の販売数を読み間違えた可能性もあり、さらにはiPhone 5sと販売価格が$100(約9,800円)しか違わないためiPhone 5sにユーザーが集中したとの可能性もありますが、これはアップルの商品流通システムがうまく作用したからかもしれません。逆に、指紋認証センサーの供給不足から同時に発売したiPhone 5sの製品出荷が追いついていないのはアップルにとっては大きな問題です。

生産量削減の理由は?

アップルはiPhone 5sのゴールドモデルの供給不足を受けて急遽、生産ラインを増やすなどの対策を講じましたが、今回もiPhone 5cの生産量について何らかの調整をするようですが、これがアップルのそもそもの戦略の一部なのか、iPhone 5cへのマーケットニーズが予想よりも低かったのが原因なのかは今のところはっきりしていません。
 
確かに今回のiPhone 5sとiPhone 5cの価格差は非常に中途半端な印象を受けるのは私だけでなないような気がします。
 
 
参照元: MacRumors
執 筆:リンゴバックス