価格.comリサーチ、2014年スマートフォン利用状況調査を発表 - iPhone Mania

2014年9月10日、価格.comリサーチは「2014年スマートフォン利用状況調査」を発表しました。なお調査対象は価格.comユーザーと_5dd89214d5f6aなっています。

スマホユーザー3年間で20%増

スマートフォン保有率
今回価格.comリサーチが行った調査によると3年前の前回調査と比較して20%もスマートフォンユーザーが増加しているといった結果になりました。特に10代~30代のユーザーの保有率は平均して75%を越えており、全ユーザーを牽引している結果となりました。ここ最近でスマートフォンの普及も頭打ちとなった印象がありますが、今後もゆるやかな増加傾向になることが予想されます。

ソフトバンクがシェアを落とす

スマートフォン キャリア
3年前はソフトバンクが独占してiPhoneを販売していたため、日本国内のスマートフォン市場ではソフトバンクキャリアを利用する人が多い傾向がありましたが、その後audocomoiPhoneの取り扱いを開始したことにより、ソフトバンクはシェアを落とした結果となりました。特にauは大きくシェアを伸ばしています。

スマートフォンの不満1位はバッテリー持続時間

スマートフォン 不満
現在所持しているスマートフォンの不満な点については、圧倒的に”バッテリー持続時間が短い”という結果になりました。たしかにフィーチャーフォンと比較すると普通に使っていれば1日1回程度の充電が必要になるスマートフォンは少し不便に感じてしまうのかもしれません。しかし、先日発表されたiPhone6 Plusに関しては従来のiPhoneよりも待ち受け時間が1.6倍となっているためユーザーの不満点を大きく解消しているスマートフォンの一つとなりそうです。

iPhone6でキャリア移動を行う予定のユーザーは23.5%

iPhone6 購入
iPhone6」を購入する際の契約形態についての質問ではほとんどのユーザーが現在のキャリアでの機種変更となっていますが、iPhone6をきっかけにMNPを利用してキャリア移動を行うユーザーが23.5%存在することがわかりました。相当な大型機種でなければここまでユーザーが動くことは少ないため、キャリアにとっては既存客を失うリスクもありますが、本体価格や通信料金、そして回線品質で優位性をアピールできれば、ユーザーを獲得するチャンスであると考えることができます。
 
 
参照元価格.comリサーチ
執 筆:chappy