Apple Watchにプライバシー侵害の懸念? - iPhone Mania
来年まで発売されないApple Watchですが、プライバシー侵害の懸念から公開審査の可能性が浮上しています。
州検事総長がアップルに質問状
MacRumorsによると、コネチカット州のジョージ・ジェプセン検事総長は、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO) に対し、Apple Watchの操作方法について文書でいくつか質問するとともに、同社代表との話し合いを求めました。
ジェプセン検事総長は文書のなかで、Apple Watchが個人情報や健康データをどのように収集、保管、保護するのか、プライバシー保護のポリシーはどのようになっているのか、アプリを開発するデベロッパーが情報を収集・共有する場合同意を得るのかどうか、これらアプリがアップルの定めるポリシーに合致しているかどうかをどう監視するのかといった内容の質問をしています。
問題視されているのはHealthKit
質問の大半はHealthKit APIに関連するものですが、一部の質問に対する答えは、6月に更新されたアップルのデベロッパー向けガイドラインに掲載されています。
このガイドラインによれば、HealthKitの健康関連情報はiCloud上には保管されず、iCloud上にこれら情報をアプリが保管しようとすると却下される、とあります。またアプリはユーザーの同意なしにデータをサードパーティーと共有することはできず、診断や治療のアドバイスを提供しようとするアプリは却下されるとのことです。
参照元 : MacRumors
執 筆 : lunatic