iPhone 5cの売上の約半分がAndroidからの転入か? - iPhone Mania

アップルのミドルレンジモデルであるiPhone 5c、中間所得層以下のスマートフォン購入者にとってはフラッグシップモデルのiPhone 5sよりもずっと人気があることが新たな調査結果によって判明しました。

 

しかも、iPhone 5cはアップル製品を初めて購入するような人々にうけが良く、Android端末ユーザからの転入が多いようです。

 

iPhone 5c 販売

 

iPhone 5cは中間所得層以下に人気

iPhone 5cの購入者の40パーセント以上が年間49,000ドル以下(約505万円 1ドル=103.07円 12月3日の為替レートで換算)の所得層であり、同所得層の割合はiPhone 5sの所有者では20パーセント程度に落ちると、調査会社のKantar Worldpanel ComTech社の新しい報告書に記載されています。

 

この報告書は、2013年の8月、9月、1_5dd89214d5f6a0月におけるアメリカ、ヨーロッパ、アジア地域のスマートフォン販売実績を基に作成されています。

 

購買者の年齢層は若干高め

さらにiPhone 5cの購買者の年齢層は、iPhone 5sの購買層に比べて若干高いことがわかりました。つまり、iPhone 5cの購買層は38歳、iPhone 5sは34歳の年齢層という結果となっています。

 

アップルにとって良い知らせになりますが、iPhone 5cの購買層の約半分がAndroid端末からの転入組であることがわかりました。特に韓国の最大手企業であるSamsung、LGといったライバル企業製の端末からの転入となります。逆にiPhone 5sの場合、約80パーセントがアップルの前モデルからのアップグレード組です。iPhone 5s / 5cの発売直後は、約90%が前モデルのiPhoneからの機種変更でしたが、構成に変化が出てきているようです。

 

以上のiPhone 5cに関するうれしい結果から、iPhone 5cの可能性をまだまだ期待したいです。

 

参照元:KANTAR WORLD PANEL
執 筆:MIYA