アップルの新しいiPad Air2、15の特徴まとめ - iPhone Mania

アップルが新しく発表したiPad Air2とiPad mini3ですが、残念ながらiPad mini3はTouch IDを搭載した以外には、ほとんど新しい機能は盛り込まれていません。しかし、iPad Air2には非常に多くの改良や機能追加が行われています。

この記事では新たに発売されるiPad Air2の15にもおよぶ新しい特徴をご紹介します。

1．世界で最も薄いタブレット端末

現在、世界で販売されているタブレット端末で最も薄いのがiPad Air2です。厚さは6.1mmでiPhone6よりも薄くなっています。アップルはこの薄さを実現するために、これまで搭載していたミュートスイッチを削除し、搭載するディスプレイも再設計しました。

2．iPad Airよりも軽くなった

iPad Air2は薄いだけでなく、さらに軽くなりました。従来のiPad Airは469gだったのに対し、437gと32g軽くなり、文字通り「Air」のいう名前に近づきました。

3．進化したA8Xプロセッサー搭載

iPhone6/6 Plusに搭載された最新のA8プロセッサーは64bitに対応した第2世代のプロセッサーで非常に高速です。しかし今回アップルは、A8プロセッサーをさらに改良したA8XプロセッサーをiPad Air2に搭載しました。アップルは、処理速度はA8よりも40%高速化し、グラフィックパフォーマンスは2.5倍になっていると説明しています。

4．改良したM8コプロセッサーを搭載

従来のiPad AirではM7コプロセッサーを搭載していましたが、iPad Air2では改良されたM8コプロセッサーを搭載しています。M8コプロセッサーは優れた処理が可能となっており、例えば歩いているのか自転車に乗っているのかを判断できるようになっています。また新たに内部に気圧計を搭載し、高度を測ることも可能で、アプリと連携してアウトドアのスポーツなどで威力を発揮します。

5．一新された8メガピクセルのiSightカメラ

iSightカメラは従来の5メガピクセルから8メガピクセルへとアップグレードされました。また改良されたA8Xプロセッサーにより画像処理技術が向上し、ノイズが少ない画像を実現し、顔認識の精度が改善されました。

6．120fpsのスローモーション動画が撮影可能

iPhone5sから既に120fpsのスローモーション動画の撮影が可能となっていましたが、この機能が初めてiPad Air2でも実現しました。もちろん、タブレットでは世界初の機能です。

7．最大43メガピクセルの高解像度でパノラマ写真が撮影可能

A8Xプロセッサーの搭載により、最大43メガピクセルという高解像度でのパノラマ写真の撮影が可能となりました。これまでのスマートフォンやタブレットでは、この高解像度でのパノラマ写真の撮影は不可能でした。

8．FaceTimeHDカメラもアップデート

FaceTimeHDカメラももちろんアップデートされ、より大きなf/2.2の開口部を採用し、暗いところでの撮影でも優れたパフォーマンスを発揮します。

9．世界で最も光の反射の少ないタブレット

アップルはiPad Air2でARコーティング処理を施したディスプレイを採用し、光の映り込みを56%も抑え、世界で最も反射の少ないタブレットを実現しています。

10．電源ボタンとボリュームスイッチを変更

薄さを優先したデザインにより、電源スイッチとボリュームスイッチが変更となっていますが、操作性が損なわれることはないでしょう。

11．複数の携帯キャリアに対応したアップルSIMを搭載

今回のiPad Air2とiPad mini3のセルラーモデルに初めて搭載されるアップルSIMは、購入時にアップル独自のSIMカードがプリインストールされており、希望する携帯キャリアを選ぶことが可能になっています。また、利用の途中に他の携帯キャリアに変更することも可能で、非常にユーザーニーズに合ったSIMカードといえます。