インテルの最新Skylakeチップ、MacBookの省電力化とグラフィック性能大幅向上 - iPhone Mania

Skylake
Intelの最新のプロセッサに関するプレゼンテーションスライドから、アップルが将来リリースするMacでは、大幅な処理速度の向上と省電力性能のアップが期待できることが判明しました。

10%〜20%処理速度改善、省電力性能は30%アップ

IT機器関連のブログサイトFanlessTechが入手したスライドにより、最新のIntel Coreプロセッサとして製品化が予定されている、第6世代のSkylakeプロセッサの詳細が明らかになりました。Skylakeプロセッサは14nmのアーキテクチャで、現行の第5世代のBroadwellに比べ10%〜20%の処理速度の改善が行われ、同時に省電力性能が30%アップし、8.5時間のバッテリー持続時間を11.3時間まで延ばすことができるようです。

12インチMacBookではグラフィック性能が改善

統合されているグラフィック性能でも、アップルの12インチ新型MacBookなどの、ウルトラモバイルと呼ばれるラップトップマシン向けに出荷される、YシリーズのSkylakeプロセッサでは、16%〜41%の処理速度の向上が見込まれる模様です。新型MacBookではグラフィック処理に不満を持つユーザーもあり、大幅な改善が期待されます。
 
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スライドにあるUシリーズのSkylakeチップは新型MacBook Air、HシリーズはハイエンドなMacBook Proに、またSシリーズはiMacMac miniなどのデスクトップモデルに搭載されると予想されています。

15インチMacBook Proに搭載か

アップルは今年、いくつかのMac製品のアップデートを行っており、年内に新しいSkylakeを搭載するMacをリリースするかどうかは、はっきりしていません。しかし、15インチのMacBook Proは依然として第4世代のHaswellプロセッサを搭載しており、iMacシリーズでは値下げ以外には_5dd89214d5f6a、大きな変更を行っていません。また、Mac miniは2014年10月以降アップデートは行われていません。

今年10月にOS X El Capitanと同時か

Skylakeは、アップルが毎年プレスイベントを開催している10月に、出荷が開始されるのではないかと言われており、これはちょうど、Mac向けのオペレーティングシステムOS X El Capitanが正式にリリースされるタイミングでもあります。
 
OS X El Capitanの正式リリースと同時に、新たなSkylakeプロセッサを搭載したMacが発表される可能性は十分にあります。
 
 
Source : Apple Insider
(リンゴバックス)