アンディ・ウォーホル作のMacintosh「広告」、60万ドルであなたのものに? - iPhone Mania
アンディ・ウォーホルが描いた「Apple (from Ads)」という作品が、11月12日にニューヨークで、国際競売会社Sotheby’sによって競売にかけられることが明らかになりました。
推定落札価格は40万~60万ドル
競売にかかるのは、Macintoshが発売された翌年の1985年に作成されたもので、昔のAppleのロゴがキャンバス上にアクリルとシルクスクリーンで描かれています。作品はウォーホルの「Ads」というシリーズのひとつです。落札価格は最高で60万ドル(約7,300万円)に達するだろうと予想されています。
Sotheby’sは作品の説明として、ウォーホルがジョン・レノンを通じて、スティーブ・ジョブズにどのようにして出会ったかを記した文章を加えています。ただしこの作品はMacで描かれたものではありません。
「ショーン(ジョン・レノンの息子)の部屋に行くと、少年がAppleコンピュータを設定していた。ショーンがプレゼントとしてもらった、Macintoshだ。どこかの男が何度も電話をかけてきて私に1台くれるといったけど、一度もかけなおさなかったんだ、とその子にいうと、少年は私を見上げて「そう、それは僕です。スティーブ・ジョブスといいます」といった。彼はすごく若く見えた。大学生のようだった。すると彼は、今も1台送りたいと思っているといった。そしてMacで絵を描く方法を教えてくれた。今は白黒だが、すぐにカラーになるのだそうだ…私は自分がえらく年寄りで、この発明を手伝った、ここにいる若い、賢い男とは、住む世界が違う気がした」
22インチ×22インチの作品の開始価格は28万ドル(約3,400万円)です。
Source:Cult of Mac,Sotheby’s
(lunatic)