NTTドコモが携帯電話料金と光通信サービスのセット割引を開始すると発表! - iPhone Mania

ドコモ光
 
NTTドコモは本日、携帯電話と光サービスのセット割引に乗り出す事を発表しました。通信速度は下り最大1Gbpsで、開始時期は来年2015年の2月としています。
 
現状価格等については未定ですが、SankeiBizによると、同社はNTT東西地域会社から仕入れた光回線を自社ブランド「ドコモ光」として販売するほか、携帯電話の料金プランとのセット契約により、通常料金より2割前後割り引く方向で検討している、としています。同様の施策はライバルのKDDIが2012年から開始しており顧客の囲い込みに成功していましたが、NTTドコモが同様のサービスを開始することは市場の独占を招く懸念があるとされ、長く検討されてきた_5dd89214d5f6a経緯がありました。

「ドコモ光」が発売されるまでの経緯

今回NTTドコモが新たに開始すると報道のあった光回線サービスとのセット割引については、KDDIがすでにauスマートバリューという形で2012年ごろから商品かしており、開始以来2年間で4,000万件を超える成約を得る人気のサービスとなっています(ソフトバンクも本日、光セット割の開始を告知しています)。
 
NTTドコモはかつて市場を独占していたことが問題視され、なかなか同サービスの提供が実現できませんでしたが、総務省が今月16日に透明性や公正競争の確保を条件としてNTT東西による光回線の卸売や、グループ企業による同回線の取り扱いを認める報告書をまとめたことから、ようやく同社も他社と同様にスマホ光回線サービスのセット割を実現するに至りました。
 
ドコモ光
 
いまのところ、NTTドコモが発売する「ドコモ光」の価格は不明ですが、NTT東日本が個人向けに提供している光サービス「フレッツ光」の月額4,500円(2年契約)と同水準になる見通しとされており、発売当初はキャンペーンを実施することによってKDDIに対抗するとみられています。
 
ドコモ光
 
まだ同社から詳細が発表されていないので何とも言えない状況ですが、本件について同社の加藤薫社長は、「長期利用のお客様、ご家族でご利用のお客様の更なる利便性向上を実現したい」としており、同ユーザー層にとっては恩恵の大きなサービスとなりそうです。
 
■各社比較ページ
【3社比較】ドコモ光、スマートバリュー、SoftBank光、料金や条件を徹底比較
 
SoftBankまとめページ
【まとめ】SoftBank光を徹底解析 – SoftBank光に関する最新情報まとめ
 
 
参照元:SankeiBiz
執 筆:クロス