爆速!ソフトバンクの最大112.5/100Mbpsがひっそりと拡大中! - iPhone Mania

爆速!ソフトバンクの最大112.5/100Mbpsがひっそりと拡大中!
価格.comが動画で公開したiPhone 5sの回線速度調査で、下り59.38Mbpsと驚異的なスピードを叩き出すなど、各メディア等の調査結果でもソフトバンクの「速さ」が際立っています。エンガジェット日本版によると、ソフトバンクは現在、着々と最大112.5 Mbps(iPhone はハードの仕様上最大100 Mbps)となるLTE網の整備を進めている模様です。

ある日、突然の爆速!

回線速度測定が大好きなエンガジェット日本版の記者氏は、10月中旬、いつものようにソフトバンクiPhone5から「RBB TODAY SPEED TEST」アプリで測定すると、通常は20Mbpsから30Mbps程度のところ、この日は倍以上となる65.70Mbpsもの結果が出たそうです。
 
ソフトバンクの「倍速ダブルLTE」は、最大で下り37.5Mbpsの5MHz幅を2つ束ねて10MHz幅として、下り最大75Mbpsを実現しています。(「倍速ダブルLTE」について解説記事はこちら)しかし、通信速度は複雑な要因によって決まるため、理論値である最大速度の7、8割程度が出れば上々というところです。
 
65Mbpsという速度が実現されているのは、下り37.5Mbpsの5MHz幅を3つ束ねて15Mhz幅とした下り最大112.5 Mbpsの通信が提供されているのではないかとは考えた記者氏が「Field Test」モードで確認したところ、10月の時点では公式アナウンスされていなかった、下り最大112.5 Mbpsの通信が可能となる15Mhz幅での通信が確認されています。

現在、郊外都市を中心に15MHz幅エリアを拡大中

11月7日現在、ソフトバンクは公式サイトで、下り最大112.5/100Mbpsの4GLTE通信が可能なエリア情報を公表しています。群馬県前橋市)、千葉県(松戸市柏市)、埼玉県(熊谷市東松山市鴻巣市草加市八潮市比企郡)、東京都(東大和市)、神奈川県(相模原市)でのサービス提供が公表されていますが、大々的な発表には至っていません。
 
エンガジェット日本版では、ソフトバンク_5dd89214d5f6aとしては、iPhone 5s / 5c発売にあわせて「倍速ダブルLTE」の工事完了をアナウンスしたように、着々と提供エリアを拡大し、提供エリアが充分に拡大してから、112.5/100Mbpsのサービス提供を発表するのだろう、と分析しています。

今後の高速通信提供エリア拡大に注目

ソフトバンクによる下り最大112.5/100Mbpsエリアの拡大は、今後、都心や地方へと急速に拡大していくことでしょう。現在よりも更に高速でLTE通信が利用できるようになれば、iPhone 5s / 5cの利用もいっそう快適になるわけで、楽しみに注目していきたいと思います。
 
【参考】 ソフトバンク 4G LTE下り最大112.5/100Mbpsエリア情報
 
参照元:エンガジェット日本版
執 筆:hato