ついにソフトバンク回線を利用した格安SIMが実現か!日本通信が申し入れ - iPhone Mania
これまで、ドコモ回線・au回線を利用した「格安SIM」は存在してきましたが、ソフトバンク回線を利用したものはありませんでした。
ソフトバンクは今年6月に子会社のSBパートナーズと様々な産業分野のパートナー企業との協業を通じて、MVNO事業を推進していくことを発表しましたが、その第1弾となる施策が日本通信により実現するかもしれません。日本通信は7日、ソフトバンクに、レイヤー2による相互接続を申し入れたと発表しています。
ソフトバンク回線を用いた格安SIM、実力はいかほどに?
ソフトバンク回線と言えば、電波が悪いといったイメージを持たれがちですが、最近ではそのような状況が改善されつつあります。昨年、通信速度測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」ユーザーによる全国での計測結果26万5,866件を分析したデータが発表されましたが、調査結果によると、スマートフォン全体ではソフトバンクが下り・上りとも最速でした。
回線品質の向上したソフトバンク回線を利用した格安SIMの出現が期待されていましたが、ついにその第1弾が日本通信により実現するかもしれません。同社はすでにNTTドコモ回線を使用した格安SIMを提供していますが、ソフトバンクでも同様のサービスを提供すべく申し入れを行ったとしています。
すでにソフトバンクもMVNO事業を推進すると発表していることからその実現はほぼ確実と思われますが、一体どれほどの実力となるのでしょうか。
日本通信は今回の発表において、デュアル・ネットワーク提供を実現するために2種類のデュアル・ネットワーク用ルーターを開発していることも明らかとしています。ひとつは単一の通信モジュールで主回線の接続が切れた場合バックアップ回線に切り替えるタイプ、もうひとつは二つの通信モジュールで主回線の接続が切れそうなことを感知した段階で予防的にバックアップ回線に切り替わるタイプのルーターであるとしており、今後の取り組み結果が注目されます。また続報があればお伝えしたいと思います。
Source:日本通信
(クロス)
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