ニューヨーク市警がiOS7へアップデートをおすすめ！ - iPhone Mania

ニューヨーク市警察(NYPD)はiPhoneの発売日のApple Storeニューヨーク五番街店の混雑緩和にも一役買っていましたので、iPhoneとは何かと縁があるのかもしれませんが、現在NYPDはiOS7のダウンロードとバージョンアップを市民にアピールしているようです。
 
新しいiPhoneは高価で、Touch ID機能も付加されるなど、さまざまな情報が入っていますから、今後も盗まれる可能性がさらに高くなっていくと思われるのですが、iPhone 5sとiPhone 5cの発売と同じくしてリリースされたiOS7ではセキュリティ機能が強化されていますので、盗難防止にはかなり効果があるようです。
 
新しいiOS7では「iPhone を探す」に「アクティベーションロック」と呼ばれる新機能が導入されました。この機能により、万が一iPhoneを紛失したり、盗難にあったとしてもiPhoneを売却することが難しくなっています。つまり、Apple IDとパスワードを入力しないとロックが解除できず、アクティベーションができない状態のままですので使い物になりませんし、「iPhone を探す」を使えばiPhoneの場所が特定出来てしまうからです。
 
当然ですが、この機能は携帯電話が盗まれた現場を訪れる警察官にはとても便利な機能です。犯人の逮捕につながる情報にもなりえますので警察もこのiOS7のダウンロードを皆さんにすすめるのも分かるような気がします。ニューヨーク市警察はiPhoneユーザー向けに上の写真にあるようなチラシを配布してiOS7のダウンロードをお願いしているようです。
 

 
実際、ニューヨーク市警察だけでなく、ニューヨーク市とサンフランシスコ市の両検事総長がAppleのこのアクティベーションロックの機能を称賛し市民にダウンロードするように共同で声明を発表しています。これを受けて全米の警察署でもiPhoneの盗難防止のためにiOS7をダウンロードするよう市民の皆さんに奨めているようです。
 
 
参照元：AllThingsD
執　筆：リンゴバックス