アップル、App Storeをモデルとした「健康フィットネス」プラットフォームを検討!? - iPhone Mania

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アップルはiWatchを含むウェアラブル端末のみではなく、幅広い健康フィットネス関連サービスの提供を視野に入れているようです。

App Store形式の健康フィットネス関連プラットフォーム

最近、アップルのiWatch開発チームと会談した、あるモバイルヘルス関連企業の幹部がロイターに語ったところによると、アップルはウェアラブル端末だけでなく、App Storeをモデルとした健康フィットネス関連サービスを提供するプラットフォームの構築を検討しているのだそうです。
 
つまり第3者が、同プラットフォームに対応するモバイルヘルスアプリを開発可能になるというわけです。

モバイルヘルス業界で積極的なヘッドハンティング

アップルはここ数年、心拍数や体温をモニターする端末を開発するVital Connect、パルスオキシメトリ(指先にセンサーを装着し、酸素の血中濃度を測定する)端末で知られるMasimo、血液成分データを測定する小型センサー開発のSano Intelligence、バイオセンサーのO2 Med Techなどから、何人もの技術者を採用していることが、ロイターの取材によって確認されています。
 
Masimoのジョー・キアニ最高経営責任者(CEO)は、アップルが採用した技術者のなかには、医療関連技術についてかなりの知識と業界情報を持っている人材が含まれている、と語っています。
 
Googleなどの支援を受けて2008年に創設された教育機関Singularity Universityのダニエル・クラフト氏(バイオ医療分野で技術開発を目指すFutureMedプログラムの責任者でもある)は、これまでのアップルの動向から見て、iWatchの第1号機には、血圧や心拍数などを測定する機能がつく可能性が高いと見ています。
 
また今年後半のリリースが予定されている次期iOS8には、健康管理アプリHealthbookが搭載され、iWatchと連携_5dd89214d5f6aし、さまざまな健康関連データを一元管理できるようになるという噂も流れています。
  
参照元: Reuters, MacRumors
執 筆: lunatic