iPhone 5sを在庫不足解消へ向け生産増強、5cは減産へ - iPhone Mania

米大手新聞社のWall Street Journalによると、アップルは、翌四半期の生_5dd89214d5f6a産計画の見直しに着手し、生産委託先2社へのiPhone 5cの発注を削減し、代わりにiPhone 5sの生産を増強する構えであることがわかりました。

 

iPhone 5s

 

iPhone 5cの生産は、20%-30%削減

事情に詳しい関係者によると、アップルは生産委託先の2社に対して、翌四半期のiPhone 5cの出荷数を減少させる予定であることを通知したようです。そのうちの1社であるPegatron社は、20%の生産削減となり、もう一方のFoxconn社は、1/3もの生産削減となったようです。

 

アナリストの試算によると、Pegatron社は、iPhone 5cの2/3を生産し、Foxconn社は残りの1/3を生産するようであり、Foxconn社は新規の労働者の雇用をストップするようです。

 

組立生産の減速に伴い、あるiPhone 5cの部品業者にいたっては、50%削減を言い渡されたという話もあります。ただ、これは、部品業者1社だけの話であり実際のところは正しくはわかりません。

 

iPhone 5sの在庫は不足気味

最近の調査では、iPhone 5cの在庫量は安定的に推移しており、一方iPhone 5sの在庫は減少が続いていると言われてます。KGI証券のMing-Chi Kuoは、今後、iPhone 5cの出荷は33%程度減少すると予測しています。

 

アップルは、9月に2つの新型iPhoneを発売しましたが、iPhone 5cはミドルレンジ帯の商品として、iPhone 5sはフラッグシップ商品として位置づけています。そして、発売後3日間で900万台を売り上げるという爆発的な記録を達成したところです。

 

二つの端末を比較すると、やはりフラッグシップモデルであるiPhone 5sの人気が強いようです。今後は、iPhone 5sの生産に本腰を入れて、在庫も安定することになるでしょう。

 

参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA