アップル、Apple Musicの無料トライアル終了後、79%は更新と予想 - iPhone Mania
アップルが新たにサービスを開始している音楽ストリーミングサービス、Apple Musicの利用状況に関する調査結果が公表されましたが、この調査結果に対しアップルがコメントをしています。
調査では61%が課金の自動更新オフ
MusicWatchの調査結果では、現在無料トライアルで登録している61%のApple Musicのメンバーが、無料期間終了後の自動更新をオフにしているとしています。これは61%のメンバーがApple Musicの有償サービスを求めていないと見ることができます。
アップル、調査結果にコメント
この調査結果に対しアップルは、トライアルに登録した1,100万人のメンバーのうち、最高で79%はサービスが有償になっても引き続きApple Musicを利用し、21%は有償になった場合、サービスの利用更新はしないことになるとコメントしています。
しかし、アップルのコメントではApple Musicの利用データについての詳細を明かしておらず、アップルが主張するような割合に本当になるのかどうかは定かではありません。
MusicWatchが発表した61%とする調査結果は、単に無料トライアル終了後にメンバーシップの自動更新をオフにしているメンバーがどれくらいの割合いるのかを表しているものです。有償になったときにメンバーシップを更新するかどうかは別の問題で、メンバーの中には3カ月後に知らないうちに1,200円から1,900円の課金をされたくないとの理由から、自動更新をオフにしているメンバーもいると思われます。
アップル、すべてのデータを把握
今回のMusicWatchの調査では調査対象が5,000人と少なく、これに対しコメントをしたアップルはすべてのデータを把握しているわけですから、そもそも両社のデータを比較するのは無理な話で、アップルのコメントの方が信ぴょう性があると思われます。しかし、個人的にはアップルが主張するような割合で更新されるのかどうかは疑問です。
アップルは会員獲得のため引き続きApple Musicの広告キャンペーンを行っており、先日も新たなコマーシャルビデオを公開しています。
Source : 9to5Mac
(リンゴバックス)