アップル株、株価上昇の反面、配当利回りは1.98に低下! - iPhone Mania

アップルは8月14日に株主名簿に登録された株主に対して四半期毎の配当金、1株あたり0.47ドル(約47円、1ドル=102.05円(2014年8月8日のレート)で換算)を支払う予定です。投資家は、この配当権利を獲得するためには、来週月曜日の8月11日までにアップル株式を購入する必要がありそうです。
 
apple 株
 

株式分割で1株あたり配当金は減少

アップルは、各四半期決算日のおよそ1ヶ月半後に株主に対して配当金を機械的に支払っています。これは、2012年の夏に公表した配当計画に基づいて毎期実施されていることになります。
 
今回の8月の配当金の支払いについては、アップルが自社株を7:1に株式分割して以来、初めて実施されるものです。この株式分割によって、1株あたり配当金は、3.29ドル(約335円)から47セント(約47円)に切り下げられる結果となり、アップルの発行済株式は59億8,900万株となりました。

 

配当利回りは低下傾向

アップルは、5月に配当金額を3.05ドル(311円)から引き上げましたが、配当金の引き上げはここ2年で2回目となります。8月6日のア_5dd89214d5f6aップル株の終値は、95.12ドル(約9,706円)となる一方、配当利回りは1.98パーセントとなりました。株価上昇に合わせてこの配当利回りの数字も低下しつつあります。
 
2014年の年初以来、アップル株は株価が順調に上昇してきており、18.68パーセントも上昇しています。
 
今後、アップルからiPhone6やiWatchなどの新製品が発売される見通しですが、これらの新商品の販売状況によっては、株価や配当の金額も大きく変動することが予想されます。
 

参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA