au版iPhone 5s購入時のオプション強制加入問題、有名ブロガーが話題に - iPhone Mania

auの有料オプション強制問題
auショップiPhone 4sからiPhone 5sのゴールドに機種変更した際に、不要な有料オプションを半強制的に契約させられた理不尽な経験について、人気ブロガー・イケダハヤト氏がブログで話題にしています。

合計で3,108円の「必須」オプション

イケダハヤト氏は、「武器としての書く技術」などの著書があり、twitterは35,000人近くのフォロワー(2013年10月20日現在)を持つ人気ブロガーです。同氏は、2013年10月19日のブログエントリで、iPhone 4sからiPhone 5sのゴールドに買い替えた際の経験を記しています。
 
手続きの流れの中で、auショップのスタッフから、「必須となっておりますので」と、7つもの有料オプションの契約を迫られたそうです。同氏は不要であり契約したくないことを告げましたが、「どうしても必須」「明日解約してください」と言われて、あまり食い下がっても可哀想に思えて、渋々契約したそうです。
 
有料オプションの月額料金を合計すると3,108円にもなり、解約も面倒なものが多く、契約した翌日の解約作業で苦労させられることの理不尽さについて、こう述べています。
 

「強制加入の目的はよくわか_5dd89214d5f6aりませんが、ユーザーに理不尽な苦労をさせるキャリアは、顧客満足度が下がっても文句はいえませんよね…。これまで特に不便なくauを使いつづけてきましたが、今回の一件でイメージはガクッと下がりました。」

 
また、調べてみるとauに限らず、どのキャリアでもショップで有料オプションを半強制的に契約させられたユーザーが多いことを知った同氏には、「KDDIに確認すると言えば回避できる」といったフォロワーからのコメントも寄せられています。ブログエントリは、消費者保護の観点で問題があると指摘し、消費者庁への報告で改善するものなのか、と締めくくられています。

携帯電話業界のビジネスモデルに由来する根深い問題

先日、当サイトでは、スマートフォンの契約時に多くの有料オプションやコンテンツ、アプリ、付属品を契約させられる問題について取り上げました。これは、携帯電話「代理店」ビジネスの収益構造に由来する問題と言うことができます。ユーザーにとって不要でも、利用していなくても、翌日に解約されても、「契約」件数が欲しい代理店のセールストークに乗せられてしまう事例が多いのです。そして、契約時のトークがあまりに自然なこともあり、知らないうちに毎月、不要なオプション代金を払い続けている人が多くいると考えられます。

安心・便利なのはキャリア直営のオンラインショップ

各キャリアのiPhone 5sゴールドの入荷状況を確認した先日の記事から推測すると、イケダハヤト氏は発売当日ないしは直後に予約し、1か月近く待って、やっとiPhone 5sのゴールドを入手したと考えられます。同氏のように、待ちわびたiPhone 5sを入手する喜びに水を差すような、理不尽なオプション問題で、嫌な思いをさせられたユーザーは少なからずいることでしょう。
 
半強制的に有料オプションを契約させる手法は、一部の代理店ショップが行っているのが実態です(もちろん、良心的なショップも多くあります)。一方、キャリア直営のショップ(全国的にもごく少数)と各キャリアのオンラインショップでは、シンプルに自分に必要なサービスとオプションだけを選ぶことができます。
 
不要なオプションの煩雑な解約手続きで時間を無駄にしたり、うっかり解約を忘れて無駄な料金を支払ったりするリスクを避けるためにも、iPhoneを買うならキャリア直営のオンラインショップが安心です。
 
多くの人がiPhoneのような複雑な設定が必要そうな携帯電話は対面で買った方が安心」、と思いがちです。しかし、多くのショップで行っているiPhoneの初期設定は、オンラインショップから届いた説明書きを見ながら、自分でも簡単にできるものばかりです。
 
これからiPhoneを買おうと思っている方は、ぜひオンラインショップでその快適さを体験してみてください。
 
 
参照元:ihayato.書店
執 筆:hato