「沢山の鍵が探知機反応しただけ!」と女性、服脱がせると39台のiPhone6ズラリ - iPhone Mania

水客 香港 深圳
 
香港で手に入れた高額製品を身に忍ばせ、香港と中国本土の深圳を行き来して利ざやを稼ぐ人間は「水客」と呼ばれています。深圳の税関で8月11日、39台のiPhone6を身体に巻き付けて密輸入しようとした水客の女性が逮捕されました。

事件のあらまし

8月11日11時頃、ゆったりとした上着をはおい、真っ白なチノパンを履いて現れた女性に税関の目が留まりました。税関は、彼女の荷物がやたらと少ないことが気になりました。そして彼女が足早に深圳側の経済特区に入ろうとしたとき、金属探知機がけたたましく鳴りました。
 
彼女は、「鍵が多いから鳴っただけ。家の用事もあるし、さっさと帰らせてくれ」などと言い、税関の検査を拒絶しようとしました。しかし、税関が金属探知機のゲートを再びくぐらせたところ、服装と体格が明らかに一致していなかったこと、何かを隠しているような顔色だったことから、税関は彼女が「クロ」だと判断、身体検査を決行しました。
 
一時は地面に座り込んで身体検査を拒否していたものの、最終的には観念した彼女の服を脱がせると、39台のiPhone6が胸、腹、脚などに巻きつけられていたそうです。中国では360万円相当となります。

巧妙化する手口


以前より定期的にこのような水客の事件は発生しており、昨年には、日本人と中国人が協力してiPhone6を453台(3,500万円相当)上海に密輸しようとした事件も発生しています。
 
彼らは関税を_5dd89214d5f6a回避して安く販売し、利ざやを稼ぐことが目的ですが、最近では目をつけられにくい若い女性などが水客に抜擢されるなど、監視の目が厳しくなるにしたがって、手口も巧妙化しています。
 
 
Source:MyDrivers.com
(kihachi)