au、批判殺到に「オプション強制」方針を見直しも、「スマートパス」は是正対象外 - iPhone Mania

「オプション強制」原因はKDDIの「支援金」配分
auショップiPhoneなどのスマートフォンを購入する際に有料オプションの契約を求められる「オプション強制問題」への相次ぐ批判を受け、KDDIは問題の発生源であった「支援金」の評価方針を12月1日に見直したようです。ただし「auスマートパス」については引き続き、代理店を評価する基準として用いるため根本的是正には至っていません。
 
KDDIから「支援金」の名目でコントロールされ、オプションを強制しないと経営が成り立たない代理店の実態を、12月2日の朝日新聞デジタルが報じています。

東京・大阪・名古屋で依然横行し_5dd89214d5f6aている「オプション強制」

朝日新聞の記者が東京・大阪・名古屋のau取扱店8店で話を聞いたところ、4店舗ではオプション加入を販売条件としながら、尋ねられるまで加入が必須であることを説明がなかったそうです。なかでも大阪市の店舗では、オプションに加入しない場合は「『手数料』3,150円を頂く」、「『本体代金』として31,000円を支払うことになる」と言われたそうです。
 
この営業スタイルは、筆者が先日、仙台市内のauショップで受けた説明と通じるものがあります。編集部スタッフが11月24日~30日にかけて、東京都内のauショップ3店舗と家電量販店内auコーナー1店で話を聞くと、やはり「オプションが必須」と言われています。
 


auショップの見積書

auショップの見積書。
「オプション」が2点、最初から入っている。