9月~12月期のiPhone販売台数は前年割れ~投資会社が予測 - iPhone Mania

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Pacific Crest証券が今年9月~12月期のiPhone販売台数について、前年同期比でマイナスとなるとの予測を明らかにしました。米9to5Macが報じています。

iPhone6/6 Plusの売れ行き好調の反動

Pacific Crest証券の予測を、米メディアBusiness InsiderのJay Yarow氏がツイートしました。
 
同証券は、iPhone6/6 Plusの売れ行きがあまりにもよかったため、次世代モデルのiPhone6s/6s PlusではiPhone6ほどの買い替え需要が見込めず、iPhone6s発売後のAppleの2016年第1四半期(2015年9月~12月期)におけるiPhone販売台数は、前年対比で減少すると見ているようです。
 
同社の予測に先立ち、台湾KGI証券も同様の予測_5dd89214d5f6aを発表していることは、iPhoneManiaでもお伝えしました。

競合他社にシェアを奪われるのではない

Pacific Crest証券は部品サプライヤーからの情報を元に、今回の予測を立てたとしています。
 
ただし販売台数が減少するのはあくまで現行モデルであるiPhone6/6 Plusの売れ行きが好調すぎたためで、競合他社にシェアを奪われるわけではないと同証券は説明しています。Pacific Crestは今年6月にも、12月のiPhone販売台数は鈍化する可能性があるとの予測を発表していました。
 
一方KGI証券はiPhone6s/6s Plusについても、中国経済の成長率の鈍化と、機能の目玉とされている感圧タッチ(Force Touch)の訴求力が今ひとつであることから、iPhone6/6 Plusと比べ出荷台数がゼロまたはマイナス成長となるとの予測を明らかにしています。
 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)