KDDIが低価格志向のユーザー向けの新会社設立!パケット料金競争激化へ! - iPhone Mania

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KDDIは29日、MVNO事業を推進する新会社「KDDIバリューイネイブラー株式会社(以降「KVE」と呼びます)」を設立したことを発表しました。
 
KVEの設立日は8月18日で、代表取締役社長には菱岡弘氏が就任しました。資本金は1億円で、KDDIの100%出資となります。

低価格志向のユーザー向けの新会社

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KVEは、自社ブランドでのモバイル事業参入を望むパートナー企業向けに、KDDIのモバイル回線を使ったサービスの提供をMVNE(Mobile Virtual Network Enabler)として支援します。またKVE自身がMVNO事業者として、格安のスマートフォンタブレットを販売することも目指すとしています。
 
KDDIでは、モバイルサービスをより柔軟に販売できるモデルの提供について、様々なパートナーから要望を受けていたとしており、今回の新会社設立は、その要望に応えたものであるとしています。
 
今後については、様々なパートナーと連携した低価格志向のお客様向けのサービスを創出することで、スマートフォンタブレット等のスマートデバイス利用者の裾野を拡大していく、としています。
 
KDDI 回線を利用した MVNO は、関西電力系のケイ・オプティコム社の「mineo」が2014年6月よりサービスをスタートしており、自社ブランドとしてのKVEのMVNO参入はそれに次ぐ二社目となると同時に、今後はその数が増えていくことになります。
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低価格スマートフォン市場にはNTTドコモの回線提供を受けた多数のMVNO事業者が参入しており、今後はさらなる価格競争が起きてくることが予想されます。
 
iPhoneAndroidなどのスマートフォンを利用したデータ通信量は月に3GB未満の人が約半数となっていることからも分かる通り、あまりデータ通信を使わない方にとって、こういった価格競争の激化は大歓迎ですね。
 
まだサービスの開始日程等は発表になっていないので、料金の正式発表が楽しみです。
 
 
参照元:KDDI
執 筆:クロス