米国マクドナルド、15日からアップルのモバイル決済サービスにも対応 - iPhone Mania

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今週、アメリカのマクドナルドフランチャイズ店舗向けに、9月15日から新たなモバイル決済サービスに対応するとの社内文書が配布されました。
 
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マクドナルド、15日から新たなモバイル決済に対応

配布された文書によります_5dd89214d5f6aと、新たに導入されるモバイル決済サービスに使用するスターターキットが店舗に到着次第、設置と動作確認を行い、店舗の従業員は9月15日までに今回のシステムの研修を行うようにと指示されています。一部の店舗では既にスターターキットが届いているところもあるようです。

アップル、ノードストロームなどチェーン店舗と提携進める

アップルはアメリカの高級大型チェーンデパートのノードストロームをはじめとする、ブランドや小売店舗で自社が提供するモバイル決済サービスが利用できるよう準備しているとも伝えられています。

米国の標準的な決済システムVeriFoneのインフラを利用

今回、マクドナルドはアップルのモバイル決済サービスだけを採用することではないようですが、多くの店舗で既に採用されている標準的なVeriFoneの決済端末などの機器を利用し、複数のプラットフォームに対応したNFCのオプションを採用することで、アップルのモバイル決済サービスが利用可能になるのではないかと予想されます。

iPhone6で搭載されるNXP製のNFCチップに対応

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詳細は報じられていませんが、今回マクドナルドがモバイル決済サービスで使用する機器はNXP製のチップを採用したNFCに対応していると伝えられており、アップルがiPhone6で採用すると思われるNFCもNXP製のチップを搭載すると報じられています。

マクドナルド、かねてよりモバイルアプリを開発中

今年初めにマクドナルドは、お客様がiPhoneなどの携帯端末を利用し、どこからでも注文ができ、好きな店舗で受け取ることができるモバイルアプリの開発とテストを行っているとBusiness Insiderが伝えており、このアプリに決済機能を組み込む可能性は十分にあると思われます。
 
マクドナルドが今回のモバイル決済サービスに対応した場合、アメリカ全土に展開するのにあまり時間は掛からないと考えられます。
 
 
参照元 : 9to5Mac
執 筆 : リンゴバックス