アップル、iPhone6の5.5モデルではiPadと同じランドスケープ表示が可能 - iPhone Mania
Appleの次期iPhone6では4.7インチと5.5インチのディスプレイを搭載するといわれています。4.7インチバージョンのiPhone6のディスプレイ表示は、現行の4インチディスプレイを搭載するiPhoneの文字通り拡大バージョンと予想されます。しかし、より大きなディスプレイを搭載する5.5インチモデルでは、iPadのようなインターフェイスを採用し、ディスプレイ表示ではランドスケープモードに対応すると予想されます。
アイルランドの開発者であるSteven Troughton-Smith氏が、Appleが提供するiOSシミュレータに変更を加え、高さ736ポイント×幅414ポイント、その2倍の1472ポイント×828ポイント、3倍の2208ポイント×1242ポイントのサイズで大画面化したディスプレイの表示がどうなるのかを確認したようです。
iPadと同じランドスケープ表示や2ペイン表示が可能に
上の連絡先アプリのスクリーンショットで明らかなように、5.5インチモデルの場合、ランドスケープの際には2つの表示に分割され、作業効率が非常に向上すると思われます。例えば、カレンダーの表示では月表示で月次のスケジュールが一覧できますし、イベントの一覧もひと目で確認できるようになります。連絡先でも一覧表示から、個々の詳細情報を見ることができるようになりますし、Game Centerアプリでも同様です。
今後、多くのアプリが最適化し対応
現在のところ、iOSシミュレータ上で大画面のiPhoneをシミュレートしたとしても、どんなアプリでもiPadのようなインターフェイスと表示が可能というわけではないようですが、今後多くのアプリが5.5インチモデルがiPadのような表示と操作性に最適化されていくと思われます。
iOS8の「Adaptive UI」というインターフェイス技術
Appleは今回の技術をWWDC(世界開発者会議)の216番のセッションで、iOS8の「Adaptive UI」という名称で機能として組み込んでいることことを紹介しています。
参照元 : 9to5Mac
執 筆 : リンゴバックス