カリフォルニア州で2015年からスマホの遠隔停止を義務づけ - iPhone Mania

8月25日にカリフォルニア州知事Jerry Brown氏は、カリフォルニア州内で販売される携帯電話に、遠隔でスマートフォン等を無効化させる機能、いわゆる「キルスイッチ」を提供することをスマートフォン製造事業者に義務づける条例に署名しました。
 
海外旅行に行って現地での生活に役立つアプリ Wi-Fi Finder
 

キルスイッチ機能が標準装備に

カリフォルニア州の上院で2週間前に、新たな「キルスイッチ」条例が可決されました。これにより、携帯デバイスの初期設定で、リモートで無効化できる機能を搭載することをがスマートフォン業者に義務化される見通しです。
 
この条例、2015年7月までに施行される予定です。このキルスイッチとは、上院議員のマーク·レノ氏によって提唱され、キルスイッチを搭載することで、ユーザーがリモート操作でセキュリティ機能を管理できるように意図しています。
 
これは、多発するスマートフォンの盗難や紛失時にそのデバイスを無効化することで悪用される危険を防ぐ狙いがあると考えられます。
 

アップルは既にiPhoneを探すで対応済

アップルのiPhoneも、この新しい条例によって対応を迫られる端末の一つになります。ただ、アップルでは、既に「iPhoneを探す」の中でiOSのリモートロック機能を搭載しています。
 
この機能では、ユーザーがiCloudのサービスに接続した上で遠隔操作を行い、iOS端末の追跡、ロック、無効化が可能になります。さらに、iCloudからサ​​インアウトするか、デバイスの初期化を実行する前に資格情報を要求することで、iPhoneを探す機能を窃盗犯に操作させないようにします。
 
 
携帯電話業界では、CTIAが「スマートフォン盗難防止に関する自主的な取組み」を行っており、アップルも4月にこの取組みに合意しています。また、グーグル、HTC、Huawei社、マイクロソフトモトローラノキアサムスンといった米国の主要携帯_5dd89214d5f6a会社もこの取り組みに賛同しています。
 
参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA