Facebookユーザーは13.5億人に、スマホ・タブレットからは11億人が利用 - iPhone Mania
アメリカのFacebookが2014年第3四半期の決算を発表しています。業績は予想を上回り、SNS市場の中心に位置する同社の好調さを裏付ける結果となっています。
業績以外にユーザー動向も発表され、上記グラフの通り、Facebookの全利用者が13億5,000万人に達したことが明らかになりました。またスマホ・タブレットからの利用者も11億2,400万人となり、多くのユーザーがパソコンだけでなくスマホ、タブレットからもFacebookを利用していることがわかります。
モバイルの比重が拡大
13.5億ユーザーのうち、スマホ(モバイル)のみでFacebookを利用するユーザーは全体の3分の1(4.5億人)に達していると報告(下図)され、Facebookにおいてスマホの重要性が増していることがわかります。
収益面ではさらにスマホの影響力が拡大しています。Facebookの第3四半期における広告料収入29.6億ドル(3,176億円)のうち、モバイル広告の売上割合はは66%にも達しています。また金額では前年同期比で3割増という水準となり、モバイル広告が同社の業績を牽引する役割を果たしています。
やはりiPhoneやAndroid端末の普及がFacebookの利用形態をよりモバイル寄りへと変化させているのでしょう。最近はFacebookのiOSアプリを頻繁に更新するなど、iPhoneでの使い勝手向上も積極的に進められています。
Facebook Homeに続く取り組みにも期待したい
昨年からFacebookはAndroid端末向けに「Facebook Home」を提供しています。スマホのホーム画面をFacebook利用に特化させるアプリですが、これはイマイチ普及していません。
サービス開始時こそ話題になりましたが、その後の評価もあまり良くなく、現在はあまりアプリの更新も行われていません。しかしFacebook自体をスマホのコンテンツにしてしまう取り組みは悪くないと思われます。今後もiPhoneを含むスマホで便利にFacebookを利用できるように、形を変えて再びこのような取り組みが発表されることを期待しています。
参照元: 日本経済新聞、Facebook、Google Play
執 筆: KAZ