アップル、駐車した場所をiPhoneで見つける特許を取得 - iPhone Mania

駐車した場所を見つける特許
 
アップルが、iPhoneを使って車を停めた場所を見つけることができる特許2件を取得しました。

どこに車を停め_5dd89214d5f6aたのか忘れた!!

似たような車がずらりと並ぶ広い駐車場で、自分がどこに車を停めたのかが思い出せず、途方に暮れた経験を持つ人は、筆者だけではないと思います。
 
アップルが今回取得した2つの特許「車の位置の自動識別」「ロケーション信号が弱い場所での自動車の位置」は、携帯電話の信号やGPS信号が届かない場所でも、iPhoneを使って自分の車を見つけ出せる技術に関するものです。

Siriで「車を見つけて」と言うだけ

2つの特許では、アップルの車載ソリューションCarPlayなどを通じてiPhoneと車をつなぎ、BluetoothまたはWi-Fiで情報を送信する方法が説明されています。接続が確立したら、iPhoneが自動的に車を停めた場所を突き止め、GPSに頼らない位置追跡データを使って、車まで案内してくれるとのことです。
 
特許によれば、ユーザーはSiriを使って「車を見つけて」と言いさえすれば、iPhoneが車までの簡単な行き方と地図を示してくれるそう。
 
車を停めたときに、GPSなどの主要な位置情報技術を補足する形で、iPhoneのセンサーで現在位置のデータと時間を記録します。その後の行動を歩数計ジャイロスコープ、モーションセンサーで記録、のちに車まで戻るためのデータとして活用するのだそうです。
 
なお、アップルはこれに先立って、ユーザーが車に近づくだけで車のドアロックを解除したりエアコンを起動させたりできる「ジオフェンシング」に関する特許を2013年11月に取得しています。
 
ただしこれらはあくまで特許であり、こうした技術が将来のiPhoneに採用されるかどうかはわかりません。個人的にはぜひ実現して欲しいです。
  
参照元: Cult of Mac
執 筆: lunatic