iPhoneの中国シェア、2014年に倍増の見込み - iPhone Mania
今月25日に発表された大手シンクタンクのIDCが発表したレポートによると、iPhone 5cの導入と世界最大の携帯通信会社であるチャイナ・モバイルとの契約により、2014年にアップルの市場シェアは倍増する見込みであることがわかりました。
IDCのアナリストの予測によると、アップルの廉価版であるiPhone 5cの導入とともに、これまで長く噂されてきた世界最大の携帯通信会社チャイナ・モバイルとの契約締結により、アップルは2014年に中国の4億5千万ものスマートフォン市場において大きくシェアを伸ばすとIDCでは予測しています。
市場シェアは急回復の見込み
昨年のアップルの中国での市場シェアは、iPhone5の伸び悩みにより大きくシェアを下げていましたが、新型iPhoneの導入により急回復することが予想されています。
事実、iPhone 5cがTouch IDを搭載したiPhone 5sを大きく引き離して売り切れになっていますし、7億4千万もの顧客を持つチャイナ・モバイルの3Gネットワークで、近々iPhone 5cが導入されると予想されてもいます。
Androidとの差も縮小する見通し
ライバルのグーグルのAndroidのOS端末については、現在の支配的なシェアから2013年からシェアを落とし始め、iOSとの差は徐々に縮まっていくことが予想されます。
中国市場において、短期的にAndroidの支配的な地位を逆転することは難しいと考えられますが、中国の携帯電話OSシェアは、2013年を機に、より多くの携帯電話業者に開かれたものになっていくだろうとIDCのアナリストは語っています。
圧倒的な市場シェアを持つAndroidに対して、iPhoneがどこまで食い込んでいけるか、楽しみです。
参照元:AppleInsidr
執 筆:MIYA