アナリスト、10月に次世代iPad Mini2は発表されない - iPhone Mania

iPad5
PC市場の落ち込みが続く中、この後の年末ホリデーシーズンの従来型のノートパソコンへの需要はほとんど期待できないのですが、台湾の部品メーカーなどのサプライチェーンはアップルが今月15日に発表すると予想されている第5世代iPadであるiPad5のメジャーアップグレードに大きな期待を寄せています。

iPad5に期待を寄せる台湾ディスプレイメーカー

投資銀行のCantor FitzgeraldのアナリストであるBrian White氏は現在、中国と台湾のサプライヤー各社を訪問しているのですが、2日目には台北にあるLCDパネルメーカー、ディスプレイ技術会社、コンポーネントメーカー、液晶TVメーカーなどを訪問しました。サプライヤーとの面談の中で、タブレット市場のディスプレイに対するニーズは現在落ち着いてはいるのですが、多くのサプライヤーがアップルのiPad5に大きな関心を寄せているとのことでした。

iPad Mini2は10月には発表されない

次期iPad5は従来機種と同じ9.7インチサイズのRetinaディスプレイを搭載し、さらに薄く、軽くなり、iPad Miniに似たデザインになると予想されていますが、同時に発表されるとうわさされている次世代iPad Mini、いわゆるiPad Mini2について同氏は、今月には発表されないと予想しています。なお、次世代iPad Mini2はシャープのIGZO技術を採用したRetinaディスプレイを搭載することになるとも述べています。

iPad Mini2の生産は限定的

次世代iPad Mini2については以前の記事でも、アップルの要求するディスプレイ仕様にサプライヤー側の対応が困難で限定的な生産しか出来ないとお伝えしましたが、果たして生産量は限定的なものの今月の15日には発表されることになるのでしょうか?
 
アップルの新しいiPadが発表されれば、エンドユーザーは従来のデスクトップタイプのPCよりも新しいiPadを購入することになると予想されており、ノートパソコンの売上はあまり伸びることはないとも予想されています。
 
同時にディスプレイメーカーによりますと_5dd89214d5f6aハイビジョンTVへのニーズは弱くなっていて、かねてからうわさされているアップルのiTVについては、今年発表できるほど準備ができておらず、2014年に持ち越されることになるとも述べています。
 
 
参照元Apple Insider
執 筆:リンゴバックス