停電時でもコンロで発電!iPhoneもiPadも充電できるヤカンが登場! - iPhone Mania

停電が長く続くような場合、ガスコンロで発電ができたらiPhoneiPadなどの充電や、モバイルバッテリーやUSBで供給するタイプのライトなどの照明を点灯させる事ができるので、連絡手段の確保や夜間の安心につながります。
 
そんな安心できる便利なガジェットがありました。それが「BioLite KettleCharge」です。
 
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火と水の温度差で発電する「KettleCharge」

火と水の温度差を利用して発電する熱電発電システムを搭載した「KettleCharge」は、最大で10W(5V/2A)の供給が可能です。
 
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これでスマートフォンを充電すれば、5時間の通話、5時間の動画再生、20時間の音楽再生が可能です。
 
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これならiPadにも電源を供給できる能力を持っています。
 
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取っ手のに熱に強いリン酸鉄リチウムモバイルバッテリー(1250mAh)を内蔵しているため、お湯を沸かしながら充電できます。火にかけられない場所でも、iPhoneの充電やUSBから供給するライトなどを利用できます。

発電するケトル「KettleCharge」誕生の秘話

この「KettleCharge」を開発したBioLiteセールスディレクターのAdrian Caponera氏は、「2012年にニューヨークを襲ったハリケーン・サンディで、多くの家庭で停電になったけれど、ガスは止まらず供給できていたため、ガスコンロで発電ができたらなという発想から『KettleCharge』が生まれたのです」と語っています。

アウトドアでも利用可能

震災などのいざという時にも便利ですが、「KettleCharge」はアウトドアでもお湯を沸かせるコンロなどに対応しているので、お湯を沸かしながら発電できます。カメラの電池が切れてしまったり、iPhoneのバッテリーが心配になった時などでも安心して充電ができます。
 
そんな便利な「KettleCharge」ですが、気になる販売価格は149.95ドル(日本円で約15,602円)になります。またアメリカ、カナダ以外の国への発送は20ドル(日本円で2,081円)の配送料金がかかります。また商品の発送は9月中とのことです。
 
使い方はいろいろあると思いますが、アウトドアでも使えて停電の時でも使える小型の発電機「KettleCharge」を一家に一台、用意しておいても良いかもしれませんね。
 

 
 
参照元:BioLite KettleCharge
執 筆:KSM