iPhone6sの発売前でも、アップルのシェアは世界的に拡大 - 調査結果 - iPhone Mania

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アップルの新しいiPhone6sの発売を前に、世界のほとんどのスマートフォン市場で、アップルがマーケットシェアを伸ばしていたことが調査会社Kantar Worldpanelのレポートで明らかになりました。

6カ国でiPhoneがシェアを伸ばす

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今年6月から8月末までの3カ月間に、中国、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、日本において、iPhoneなどiOSはシェアを伸ばしていたとKantar Worldpanelはレポートしています。上記6カ国では昨年の同じ時期と比較して、iOSがシェアを伸ばす一方、Androidはシェアを落としています。

オーストラリアは昨対8.5%増加

6カ国の内で最もシェアを伸ばしたのはオーストラリアで、iOS昨年対比で8.5%増加しています。一方、Androidは11.2%減少しています。今年8月の時点では、iOSはオーストラリアのスマートフォンのシェアの37.8%を占めていることになります。

日本のシェアは33.8%

その他の国のiOSのシェアは、日本が33.8%、イギリスが33.7%、アメリカが28.4%となっています。

中国、iPhone6s発売前でも好調

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また、中国ではiOSが昨年対比で5.1%シェアが増加しているのに対し、Androidは5.6%減少しています。中国でのiOSのシェアは19.4%で、9月のiPhone6s発売前に、中国でiPhoneが多く販売されたことは注目すべきことです。

アメリカのシェアは減少

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既にお伝えしていますが、アメリカでのアップルのシェアは2.1%減少しており、同じくスペインでも1.3%減少しています。また、イタリアのシェアは10.6%と昨年と変わりはありませんでした。
 
Kantar Worldpanelは、調査を実施した同期間にSamsungのGalaxy S6も売上を伸ばしたものの、アップルのiPhone6の売上を脅かすには至らなかったとコメントしています。_5dd89214d5f6a

「アップルが好きなブランド」は87%

Kantar Worldpanel ComTechの調査担当チーフCarolina Milanesi氏は、「iPhone6sの発売を前に、6月から8月末までのiPhoneの売上は芳しくなかった」とコメントしています。また、「新たなiPhone6sの売上についてレポートするには時期尚早だが、8月の調査ではiPhoneユーザーの11%がiPhone6sに機種変更する予定としており、87%がアップルを好きなブランドであると回答した」と述べています。
 
一方、Androidは昨年対比でドイツ、イギリス、フランスでシェアを落としており、イタリアとスペインでシェアを増やしています。両国ではスマートフォンが主にプリペイド契約で利用されています。
 
中国の都市部ではiPhone6/6 Plusが6月から8月末までの間で最も販売されたスマートフォンとされており、高解像度で大型のディスプレイ、高機能のカメラが好まれているようです。
 
 
Source : AppleInsider
(リンゴバックス)