iPad、アメリカのタブレット端末満足度調査で首位に - iPhone Mania

2014 U.S. Tablet  Satisfaction
 
アメリカの調査会社J.D. Powerによるタブレット端末のユーザー満足度調査で、iPadが1位を獲得しました。同社は先日、スマートフォンについての満足度調査も発表しており、ここでもiPhoneが首位となっています。

価格低下で満足度も低下

調査によれば、低価格を売りにするブランドが次々と市場参入したため、平均価格が下落しました。それにともない、全体的な満足度が下がっています。
 
現在タブレットを所有しているユーザーの25%が、今持っている機種を選んだ1番の理由に値段を挙げており、この比率は2013年の21%から4ポイント増えています。次いで多かった理由が機能(22%)、ブランドの評判(21%)でした。
 
タブレットの平均購入価格は、2012年の390ドルから、2014年は337ドルと53ドルも値下がりしています。また全体的な満足度も、2002年の853ポイント(満点は1,000ポイント)から835ポイントへと18ポイント下がっています。特に低下したのが使いやすさに対する満足度で、なかでもナビゲーションが8.52ポイントから8.30ポイントへ(満点は10ポイント)、タブレットの設定方法が8.50ポイントから8.30ポイントへ_5dd89214d5f6aと下がりました。

タブレット、実は使いにくくなっている?

実際、購入して最初の設定にかかる時間が、2012年の平均55分から、2014年は同64分と長くなっています。これは機能やプリインストールされているアプリが増えたためと見られています。
 
購入時にブランドの評価を気にすると答えたユーザーは50%で、半年前の調査時の42%から8ポイントも増えています。メーカーのウェブサイト(47%)、友人や家族、同僚の薦め(46%)も、購入決定に大きく影響していることがわかります。
 
メーカー別の満足度では、アップルが価格以外のすべての指標でもっとも高い評価を獲得、830ポイントで満足度1位となりました。2位は822ポイントのサムスンで、機能、デザイン、価格で平均以上の得点を挙げています。
  
参照元: J.D. Power
執 筆: lunatic