ニールセン、スマホ利用状況調査!スマートフォンはPCを超えた?! - iPhone Mania
2014年10月21日、ニールセン株式会社は、2013年4月から2014年4月まで1年間のスマートフォン利用状況を集約したレポート「Life with Mobile」を公開しました。
スマートフォンがPCを追い抜く日も近い
今回の調査結果によると、この1年間でインターネットを閲覧したPC利用者は5,220,000人減少しているのに対し、スマートフォン利用者は11,720,000人増加の41%増という結果になりました。まだ現時点ではインターネット閲覧における入口はPCのほうが多くなっていますが、このペースでスマートフォンの浸透が進めば2~3年後には、インターネット利用の際の端末としてスマートフォンがPCを追い抜くことになるのではないかと考えられます。
若者ではなく40代、50代のユーザーがスマートフォン市場をけん引
ここ1年間のスマートフォンユーザーの動向として顕著なのは、40代、50代といった中高年層のスマートフォン利用です。フィーチャーフォンに慣れ親しんだ中高年層のスマートフォン利用はここ1年で25%~50%の伸びを見せており、スマートフォン市場におけるキーマン的存在になりそうです。
インターネット通販利用はPCよりもスマートフォンユーザーが多い
インターネット販売では実店舗と異なり商品を手に取ることができないため、画像やテキストなどの情報ボリュームが必要とされます。これまではネット通販というとPC利用でしたが、現在はPCよりもスマートフォンが主流になっているようです。これは各企業がここ数年手探りながらスマートフォンの特性を生かしたユーザーインターフェイスを実現したという結果の表れではないでしょうか。
また動画をはじめとするエンターテインメントやファイナンスなどのカテゴリにおいても、PCよりもスマートフォンユーザーが多い結果となりました。
動画はスマートフォンで見る時代
少し前まではYoutubeやニコニコ動画を楽しむのはPCでというのが一般的でしたが、2014年2月~3月を境目に動画閲覧の際に利用する端末がスマートフォン優勢に入れ替わりました。WiFi接続環境以外では各キャリアが設定するデータ通信制限が気になるところではありますが、今回の調査からスマートフォンにおける動画閲覧ユーザーは増加の一途を辿っていると考えることができます。
参照元:ニールセン
執 筆:chappy