アップルのiWatchはKairosのスマートウォッチよりも素晴らしい製品か - iPhone Mania

iWatch
アップルがリリースすると噂されているiWatchは、ひょっとしたら来週のWWDCで発表されるのではと予想する方もいるのですが、Kairosというスタートアップ企業が、今すぐには実現できそうもないと思える、iWatchと同じ腕時計型のウェアラブルバイスを発表しました。Kairosは今年12月には、この素晴らしい機械仕掛けとデジタルが融合したハイブリッドなスマートウォッチの最初のモデルを出荷する予定にしています。

技術とファッションが融合するスマートウォッチ

もし、Kairosの予定通り製品化できれば、現在のスマートウォッチにあるテクノロジーとファッションの対立するギャップを劇的に埋めることになると思われます。
 

ムーブメントは日本製とスイス製

KairosにはMSWとSSWの2つのモデルがあります。一方はスイス製、もう一方は日本製の自動巻きのムーブメントを採用し、見た目は機械式の腕時計なのですが、同時に透明な有機ELディスプレイを搭載しており、動画で紹介されている通り、電話やメールの通知機能、フィットネストラッキング機能などのスマートウォッチとしての機能も有しています。
 
現在流通しているスマートウォッチと今回のKairosが提案するスマートウォッチとの大きな違いを考えると、どうしても製品化に懐疑的にならざるを得ないのですが、今回のような製品をシチズンセイコーのような大企業がリリースすることは非常に難しく、やはりスタートアップの方が製品化しやすいと考えられます。
 
Kairosの予約注文は仕様の違いにより499ドル〜1,199ドル(約51,000〜122,000円)の価格で現在受付中ですが、製品が届かない場合以外には返金には応じないという、購入者にとっては少しリスクのある購入方法となっています。
 
アップルがリリースすると予想されているiWatchはスイス製のコンポーネントを使用するとの噂もあり、販売価格も上位機種の場合には10万円を超えるとも言われています。Kairosのようなスタートアップが今回のような素晴らしい製品を12月に出荷できるということは、アップルのiWatchは一体どのような製品になるのか非常に期待してしまいます。
 
 
参照元 : The Verge
執 筆 : リンゴバックス
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