アップルと中国移動、iPhoneの発売に向けて契約を締結 - iPhone Mania

iPhone 5s
ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によりますとかねてより予想されていました、中国最大手の携帯電話会社である中国移動(チャイナ・モバイル)とアップルがiPhoneの販売について契約を締結したと伝えています。

TD-LTE方式の事業ライセンスを取得

以前の記事で、中国移動(China Mobile)が中国でのTD-LTE方式の4Gサービスの開始に合わせて、iPhoneの販売を12月18日に開始するとお伝えしましたが、中国の工業情報化部(MITT)は4日、中国の三大携帯電話キャリアのChina Mobile(中国移動)、China Telecom(中国電信)、China Unicom(中国聯通)の3社に対してTD-LTE方式の事業ライセンスを交付しました。これで中国移動(China Mobile)がiPhoneを販売する準備が整ったといえます。中国ではこれまで3Gネットワークしか存在しておらず、今後本格的な4Gネットワークのインフラが整備されていくことになります。

チャイナ・モバイルの契約者数は米国最大のVerizonの約7倍

チャイナ・モバイルは世界中の大手携帯電話会社の中でiPhoneを取り扱っていない数少ないキャリアの一つなのですが、今回の販売契約の締結でAppleは膨大な台数のiPhoneの出荷が見込めることになります。チャイナ・モバイルは7億5千万人の契約ユーザーをかかえていますが、この数字はアメリカ最大の携帯電話会社であるVerizon Wirelessのお_5dd89214d5f6aよそ7倍の契約者数になります。

iPhoneが新4Gネットワークを初めてサポート

今回販売されるiPhone 5siPhone 5cはチャイナ・モバイルが新しくサービスを開始する4Gネットワークを初めてサポートするスマートフォン端末となります。
 
 
参照元:MacRumors
執 筆:リンゴバックス